<将棋>瀬川さん、プロ試験合格 通算3勝2敗

将棋なんて幼稚園児か小学校低学年くらいのときに親父と何度か指したくらいで戦法も何もわからんのですが、ここに至る経緯が面白いよね。

四段の年齢制限が26歳までで、年齢制限をクリアできずに奨励会三段を退会。その後アマチュア棋士として活躍。プロ相手の公式対局で好成績を残す。この実績を持って今年2月に日本将棋連盟理事会へ嘆願書を提出。理事会側が課した試験は六番勝負。瀬川氏の3勝で合格、フリークラス四段を認め、4敗で不合格と。またこの対戦相手の人選が面白かったり。

1、佐藤天彦三段
 奨励会三段からフリークラス四段編入を認められたにもかかわらず、三段リーグにとどまり、四段を目指している。
 瀬川晶司氏とは全く相反する勝負師観、人生観を持つ。
 奨励会員の気持ちを配慮して最もふさわしいと判断した。

だとか、

3、久保利明八段
 彼は公式戦に於いて瀬川氏に敗れたA級棋士でありトップクラスの実力者。
 リベンジに期待。

だとか*1。そんでこの2人は瀬川さんに勝ってると。人間ドラマだよ。「ブラック・ジャック」の医師会審査を思い出した。獅子面病のやつ。あれは結局免許おりなかったんだけども。たぶんそのうちどっかの少年誌で漫画化される気がする。