コンサドーレ札幌、ホームで湘南と1‐1の引き分け、9試合ぶりの勝ち点1

ドーム行ってきましたよ。客入ってねえなあ…と思っていたらこれでも11000人は入ったらしい。J1残留決めたときの平均は2万は行ってたからなあ。そんな人気チームにも関わらず財政難は深刻なコンサドーレ札幌です! お金ください! プリンセステンコーとか!

先発は以下の通り。

GK:藤ヶ谷
DF:西澤 佐藤 吉瀬
MF:市村(→岡田 78') 鈴木 権東 和波 砂川(→堀井 74')
FW:相川(→新居 68') 清野

引き分けを1つ挟んで9連敗、そうでなくても8連敗だった札幌は、前半を実に5節以来の無失点で折り返す。清野の先制ゴールもあったし、全体の流れとして圧倒的に札幌ペースだったから「これは…3節のベガルタ戦以来の勝利もあるか!?」なんて淡い期待を抱いていたものの、そうそう上手く行くものでもなく。64分、湘南のアマラオがゴール前でしぶとくボールキープをしたところで、札幌はラインを割ったと勘違いしたか、集中を欠いて高田にゴールを許す。うううう…あそこは粘り強く行かないとぉ…。その後決定的なチャンスもモノにできず試合終了。ていうか、今までの結果だけ見るとさすがにへこむに充分な内容ですね…。

失点シーンを除けば、まあ相手も波に乗れない湘南だったってこともあるけれども、いいサッカーをしていたと思う。中盤から速めにプレスを掛けて、こぼれたところのセカンドボールも良く拾えていたし。湘南の右サイド裏にスペースが空いていたので、そこを左サイドの和波やトップ下の砂川や流れた相川がうまく使って攻撃の形を作ることもできたんだけれども、ただ如何せんクロスやらシュートやらの精度に欠けてしまい、結局は砂川のクロスに清野がヘッドで合わせた1点だけ。

DFはたった1分でも集中を欠いてはいけないんだろうけれどもね、とはいえ攻撃陣が数多くあったチャンスをもう1つでもモノにできていれば、早々に試合が決まったと思うんだよな。実際、DFは失点シーン以外は良くやっていて、アマラオにボールが入る前にインターセプトして仕事をさせなかったし、1対1でもちゃんと相対して簡単に抜かれないようにしてから突っかける、あるいは他の選手がプレスを掛けるっていうちゃんとした形が出来ていたと思うんですよ。それだけに、あの1つのミスでDFが戦犯扱いされてしまうならばちょっと可哀相だなと。

強化指定選手の権東は攻撃・守備共に良くやっていたんじゃないかと思います。相棒の鈴木智樹がパッサーなので、役割としては自分がボールに絡みに行くって感じだったかな。今まで攻撃面では後ろからの押し上げがほとんどなかったんで、ああいう動きは絶対必要になる。中尾が腐ってるし田畑もやや調子を落としているようなので、この台頭はありがたい。

次節はアウェーでベガルタ仙台戦。仙台は上り調子だったものの今節は川崎にコテンパンにやられちゃったようなので、札幌にも畳み掛けてくれることを期待したい。