日本代表、コロンビアに1−4の敗戦

で、無機化学の勉強もせず集中して観るぞーと思っていたところにメッセが入って、その相手はサッカーというかスポーツ全般に全く興味のない人で、本人がどっちを優先したいかは無関係にサッカーよりは優先すべき相手で、前半はメッセしながらチラチラ観てました。めんどくさいなあ、でも仕方ない。

しかしこの結果は厳しいな。グループリーグ突破を目標とするならば、日本の勝ち点は3、グループでは勝ち点4で並ぶコロンビア、エジプトに次ぐ3位。つまりエジプト戦は必ず勝たなくてはいけない(3位も決勝トーナメント行くチャンスあるけど得失点考えたらまず無理だろ)が、果たして勝てるのか?というと正直かなり厳しいと言わざるを得ないのではないか。

結果論だけれども、鈴木に代えての山口スタメンという監督の采配が失敗に終わったって印象。コロンビアの戦術上守備力を買っての山口らしい(スカパによると)が、イングランド戦で1点がやっとだった布陣を守備的にするのだから0−0の引き分け狙い? しかし守備的に行った結果押し込まれ、コロンビアの素早い個人技・パスワークに翻弄され、失点。おいおいまずいよ、失点しちゃったよ…とかなんとか考えているうちに2点目という印象。うーん、そもそもユースのような若い世代に攻撃的だとか守備的オプションだとかっていう状況に応じた展開を要求するのは少々難しすぎやしないか? 3点取られて谷澤・平山投入っていうのはごくわかりやすいメッセージなのでいいんだけど。「何でもいいから追いつけ・勝て!」だろ? 結果1点取ったしね。でも同じように山口スタメンってのもメッセージ性を持っていて、それはさっきも言ったけど「守備的」ってことでさ。いや、単純に守備的って思った選手がどんだけいるかは知らないけど、コロンビアの攻撃力ってのを意識した選手ってかなり多いと思うんだよね。山口が悪いってんじゃないよ。彼はそれなりによく守ってたと思う。だけど、せっかくイングランド戦勝ったんだから、最初からイングランド戦の勢いそのままに任せても意外と上手くいったんじゃないかなあ。若いんだし。

で、こういう追い込まれた状況でさ、日本が勝ったっての、ここ最近はあんまり記憶にないんだよな。W杯のトルコ戦しかりコンフェデのコロンビア戦しかり、凡戦の結果0−1で敗戦って印象が強い。ますます不安。せめて面白い試合を見せていただきたいものです。