テディ・シェリンガム、ポーツマスへ移籍

僕がトッテナム・ホットスパーのファンであることは、わかる人にとってはサイト名とかアドレスからも瞭然だと思うのですが、まあ、相当好きなのですよ。好きっつーとなんかミーハーっぽくてアレなんですが。

そのスパーズのFWであるシェリンガムポーツマスに移籍と聞いて僕の心は千々に乱れたのです。37という年齢はサッカー選手としては大ベテランの域ですし、チームとしても若い選手への移行を視野に入れた上での放出だと思うのですが。

シェリンガムには上手さがあります。その上手さは同じくベテランであるベルカンプとは多少性質が異なり、ベルカンプはパス能力において特に秀でた部分があるのに対し、シェリンガムは本当の意味でのストライカーとしての上手さがある。先のW杯予選、イングランドギリシャでの投入後すぐのバックヘッドなんか、それが特に現れているように思うのですが、ゴールへ背を向けていてもシュートが打てる老練な技術は見もの。ダイレクトでのボールコントロールが上手いんだろうな。

昨季12得点(うちPK2得点)という数字は立派。昨季スパーズに移籍してきたロビー・キーンとのコンビをあと1年は見てみたかったけれども、移籍が決まってしまった以上はしょうがない。個人的にはプレーイングマネージャーとしてでも引き止めたい、それだけの価値がある選手だと思っているんですけれども…まあ、ポーツマスでも頑張って欲しいですね。