大会1日目

高知商 10 - 7 白樺学園

開幕から乱打戦。白樺学園がここまでやるとは思わなかった。まあ高知商の先発中平に甘い球が多く、チャンスボールに対して持ち前の積極的な打撃で捉えたって側面もあるが。高知商の2番手小松が登板後もはじめは勢いのまま攻め立てたけれども、6回表の併殺打で流れが変わり、落ち着きを取り戻した小松を攻め切れず。一方、守りでは先発中川が被弾したところで大竹口にスイッチしたけれど、ちょっと交代が早すぎないかと思った。まだ2点リードだったし、被弾したということはつまり塁上のランナーもなくなったわけで、もう1人様子を見ても良かったんじゃないかなと。大竹口の状態があまり良くなかったってのもあるけどこれは結果論か。あとは地方大会無失策で勝ちあがったとはいえ、白樺の守備はやっぱり決して上手くない。守備範囲狭いし。ボールに対する反応が遅い。大竹口のワイルドピッチはまあ、あれだけキレてる縦のスライダーがあればそういうこともあるさなという感じ。捕手には身体を張ってでも止めて欲しいが、仕方ない。

早稲田実 13 - 1 鶴崎工

単純に実力差が出たかなという試合で、特に見所もなく。斎藤はいいピッチャーだね。

大阪桐蔭 11 - 6 横浜

昨夏ベスト4の大阪桐蔭春夏連覇を狙う横浜という注目の好カードだったわけだが、ちょっと意外な展開に。7回に注目の横浜エース川角が大阪桐蔭に捉えられ、流れを止めようと2番手西嶋を投入するも直後に守備のミスがあって4失点。1点返した直後の8回裏には2本塁打を含む5失点で更に突き放された。9回に3点を返すも時すでに遅し。結果としては11-6の打撃戦になったわけだが、2-2で進んだ6回までにも雑なプレーが目立った。失策もそうだし拙い走塁やバントのミスもそう。Fcもあったな。投手も前評判ほどの力は出せていない。安易にストライクを取りにいって痛打される場面が多かった。各選手のレベルが高いことは間違いないのだろうけど、両校とも優勝候補にしてはちょっと残念な内容。2回戦も好カードになると思われていたが、これはもしかしたら一方的な早実の試合になる可能性もあるんじゃないか。今日の斎藤の出来と比べるとな…。