CL：バルセロナ 1 - 1 チェルシー（AGG 3 - 2）
前半終了。
とりあえず昨年のような展開ではない。あの時はバルサが1戦目の結果なんか知らんって感じでいつものように突っ込んだらおもくそカウンター食らって立て続けに失点したけど、その反省があるのか非常に現実的。といっても引いて守るわけでもなく、持ち前のパスワークで相手陣内でボールキープ。隙があればゴール前。DFラインは低め。というかサイドバックは本当に余裕があるときしか上がらない。チェルシーはドログバの後ろにダフ、ロッベン、ジョー・コールを置いてその後ろにランパードとマケレレという超攻撃的布陣なのだが、バルサの戦い方が堅いんでスピードを生かした攻撃ができない。ダフやロッベンが裏ぶち抜いてって形は皆無。ジオのサイドでセットプレー、コールやランパードがクロス上げてドログバがシュートか落として何とかって形だけ。特にセンターに置かれたロッベンはいないも同然。モッタが下手なプレイでファウルしなけりゃ手詰まりに陥りそう。というわけでモッタ交代希望。まあ、チェルシーもこのまま後半ってことはなさそうだけど。
とりあえずメッシが1人で痛んで交代しちゃったのが心配。肉離れ？ あとロナウジーニョはヒールやりすぎです。ノリノリ。
試合終了。バルサベスト８進出。
後半開始時点で交代なし。どう考えたって2列目の3枚は失敗だったって。バルサがバタバタしてた後半開始直後くらいじゃないの、流れからチャンスになったの。グジョンセンとクレスポが入り、ロッベンが左に入ってからは多少サイドに振れるようになったんで、最初からこれなら幾分マシだったのでは。ポゼッション持ち直したのはそこからだし。ミスも多かったけどね。最後はフートを前線に投入してパワープレイ。妙な裁定からPKゲットしたけど、反撃もそれまで。
ポジションの問題なのかコンディションが良くなかったのかわからないけど、ランパードも悪かった。やっぱりバイタルエリアで攻撃に絡ませた方がいいと思うんだ。普段ならボランチも悪くはないけど点を取らなきゃならん状況でこの位置は魅力半減。マケレレ1人で中盤の守備を背負わせるのはさすがに酷だが、最後まであのままだったんじゃないの？
バルサの方は何というか、やればできるじゃんという印象。やっぱりモッタはアレだったけど他は辛抱強く守って慌てずに繋いで。そしてロナウジーニョのゴールと。テリーふっ飛ばされちゃったね。びっくり。その後もエトーにぶち抜かれたりと、今日のテリーは存在感なし。カルバーリョは頑張ってたと思うんだけど。
僕はチェルシーとバルサではバルサの方が圧倒的に好きなので、堅くて強いバルサが見られてロナウジーニョのゴールもあって満足だけど、昨年のような展開を期待していた部分もあり、その点ではちょっと拍子抜けな試合だったかも。チェルシーももっと張り合って欲しかったが、何度も言うように奇策失敗で敗退の憂き目に。モウリーニョは何て言うかしら。レフェリーはバルサ寄りだったかもしれんが、助けられたところも結構あるよ。
まだデルオルノのことを言っているという意味では彼らしいが、相手を誉めるのはらしくない…いや彼だってたまには相手チームを誉めるくらいのことはするんですけども。そういうイメージがないね。損なタイプ。まあとにかく彼にしちゃ無難なコメント。リーグはもう秒読み段階だし、後はFA杯取れるように頑張ってください。
