レアル会長職を辞任 ペレスの歓喜と苦悩=スペイン
今のマドリーをいい意味でも悪い意味でも象徴する人。00年に就任する前はマドリーだって負債を抱えていて、それを一掃できたのは間違いなくこの人の手腕に因る。サンチャゴ・ベルナベウの改装もそう、新しい練習場を作ったのもこの人。一方で「1年に1人のスター選手を獲得する」という方針を打ち出したのもこの人で、その結果として現在のなんだかなあなマドリーがある。タイトルは幾度か取ってるけどもね。行き詰まり感は確かにあった。ジダン獲った辺りで止めときゃいいのに、というかマケレレ放出しなきゃ良かったのにって辺りなんだが、マケレレがセルタより加入したのは00年。マケレレが在籍していた00年から03年までの間つったらソースで触れられてるタイトルの全てをこの期間に獲得していることになる。すごいぞクロード。
彼の在任中に獲得した主な選手。
ワルテル・サムエル、ジョナサン・ウッドゲイト、セルヒオ・ラモス、ジネディーヌ・ジダン、ルイス・フィーゴ、デビッド・ベッカム、クロード・マケレレ、トーマス・グラベセン、パブロ・ガルシア、マイケル・オーウェン、ロナウド、ロビーニョ
色々とひどい。それ以前より在籍していた選手としてもカシージャス、イバン・エルゲラ、ミチェル・サルガド、ロベルト・カルロス、ラウール辺り*1がいるし、むしろここ数年のトップクラブの流れからすればこれだけ残ってるのも案外珍しいんじゃないのと思うわけだが。面子だけ見りゃ無敵でも、当然ながら名前だけで獲っちゃダメってことか。何十回目かの再確認。