京都パープルサンガ 0 - 0 コンサドーレ札幌

14:00開始時点で24.8℃。北海道で言えば夏。やはり内地に住む連中は人外のモノとしか思えない。京セラの画策によりなぜか鹿児島でのアウェーゲーム、北海道からは直行便がないので木曜日に現地入りし、金曜の練習は現地で行ったとはいえ、この暑さでは途中でヘタるんではないかと心配していたのですが、足はちょっと止まったものの集中力切らさずよくやったと思います。京都の連勝も6で止めたし。まあ次勝てば「引き分け挟んで7連勝」とか言うんだろうけど。あれさあ、勝ち点計算の概念から言うとすごい変な表現だと思うのよね。

京都の攻撃は基本的に2トップの外国人頼み。確かにアレモンとパウリーニョは怖いんだけど、そこさえしっかりチェックできれば何とかなる。札幌は前半こそタイプの違う2人に戸惑ったものの、後半は曽田や加賀を中心にケアできていた。京都が決定的なチャンスを作れるのは特にアレモンを経由したときで、そこが抑えられると中払や星あたりがサイド駆け上がって中に入れるかロングボールを縦に放るかしかしてこない。さすがに外国人2人ばかり見てて引きつけられるとそれでも危ないのだけど、今日に関してはシュートがことごとく枠を外れてくれた。あと高原の好セーブ。やっぱり高原のシュートへの反応はピカイチだな。加賀も試合に出る毎に成長が見て取れるので、この2人はジュビロに返さない方向でお願いします。絶対に。

攻撃に関しては、京都のプレスが弱いのに加えて繋ぎも緩いんで、札幌の基本スタイルである前のプレスからそのまま攻撃に繋げられる。前半は下手にロングボール放ってFW任せということが多かったのだけど、ハーフタイムに喝でも入ったのか、後半は人数をかけて押し込んだ。コンサドーレはゴール前を固めて形振り構わずアタックしてくる相手が苦手で、京都や今シーズンの湘南のようなプレスのあまりきつくないスマートなサッカーをする相手には結構やれるんですよ。しかし押し込んだあとのカウンター対策はしっかりせにゃならん。あそこまで惜しいシュートを打って点が入らないのはなんか呪われてると思う。