コンサドーレ:3年ぶりの黒字に/04年12月期決算

ロッソ熊本との練習試合には触れずにこっち。

そりゃああた「われわれと一緒にホッケとジャガイモを食べて頑張れる人材で戦っていく」と宣言し人件費や強化費を切り詰めて、その結果に去年のような、一言でいってシドいシーズンになってですね、それでいて「赤字ですた」とか言われちゃ困るわけでして、ひとまずは安心しました。

よう知らん人はコンサドーレの観客動員数について「道民は熱しやすく冷めやすいと言われているし、コンサ熱も今や見る影なし」なんてことを言い、で、そういう風に言う人ってのは大概道民なのだけれど、実際はローカル局での扱いが見る影もないのであって、実際は最下位であっても、室蘭とか函館開催も含めて、平均1万人弱の集客数はあるのでした。そりゃ全盛期から比べれば半分以下に落ち込んでいることは事実なのだけれど、じゃあ例えばFマリが数年後にJ2最下位まで落ち込んでたとしても今とそう変わりない集客数を維持できるかっつーとちょっと考えにくいのではないか(鞠サポがどうとかいう話ではなくてね)と思うし、こんなもんじゃないだろうか。

そもそも、Jリーグ自体たかが10年ちょいの歴史で、リーグ創立時の熱気はどこへ行ったのかであり、お前らみんな道民か! であるからして、「〜熱」とかいうの、そろそろ止めませんか、であります。地域に定着してんのよ、もう。日ハムの心配をしれ。

ただ定着しているからこそ、年間約5万人の観客増を目指すのであれば、J2最下位があるいは7位になったところであんまり関係ないと思います。せめて昇格争いに絡んでいただきたい。道民だからどうとかではなく、熱しやすく冷めやすい人はどこにでもいて、昇格争いに絡めばローカル局での扱いもやや大きくなり、そういう人たちは釣られてやってくるはず。で、順位を上げていきゆくゆくはJ1に定着できたとしたら、平均1万人が1万5千人にはなってるかもしれない。ので、おまいらがんがってください。

現実的にこのチームが今季昇格争いに絡めるかどうかについては特に何も言いませんが。