駒大苫小牧、東海大甲府に10-8で勝利、夏季大会では北海道勢初の決勝進出!

さすがに粘り強い打撃の東海大甲府、7点リードしたときは決まったなと思ったけど、9回には2点差まで追い上げられてヒヤヒヤですよ。9回は特に岩田が力入りすぎてて、1つスライダーでも投げれば楽に行けそうなところをストレートばっかりでしかもすっぽ抜けたりするもんだから、ほんとドキドキした。岩田も鈴木も「三振を取りに行くピッチングをしたい」なんてこと言ってるし、気持ちはわからんでもないけどさ。先発の松橋は2回までパーフェクト。変化球のコントロールに多少難ありだけど、147km/h出たときはびっくりした。彼がここまでバッティングピッチャーやってるんだから、そりゃ横浜の涌井にも対応できるはずだわ。3回にランナーを出してから急におかしくなったようにセットポジションは課題だけど、それよりもやけにクイックモーションで投げようとしてたように見えた。まだ2年なので、来年が楽しみ。野手の林も2年だし。

それにしても岩田まで出しちゃったのは誤算だったんじゃないかな。決勝は岩田で行くつもりだったんだろうし。鈴木は岩田以上に疲れちゃってるしなあ。

野手はまーよく打って守った。でも東海大甲府の4番手穴水に押さえられちゃったのはなんだったのかな。結構速い直球と大きなカーブを持っている反面コントロールはよくなかったんで、落ち着いて打席に立てば対応できると思ってたんだけど。済美にはあそこまで大きな変化球を持つ投手はいないので、それほど気にすることでもないのだろうけど。

済美の校歌はかなりキモいので、最後は駒大苫小牧の校歌で締めくくれるよう精一杯頑張ってください。栴檀楝