アジアカップ:日本 0 - 0 イラン

スタメンはいつも通り。そのことにいちいち「ジーコは〜」とか言うのも疲れる。ブーイングはタイ戦よりは大人しいのかな。ただ製作者スタッフ(中国の映像の人とか)も配慮なんつって日本にとってはいろいろ納得いかないようなこともしているようですね。

試合終了ー寝てたー!! ので結果論とか今後の展望なんかを。

スコアレスドローということで、引き分けてしまえばグループリーグ1位突破は確実だったんでね、リスクを冒してゴールを奪う必要もない。だったら控え選手中心で省エネでやれよという意見もあるんだろうけど、試合開始直前の状況で控えメンバーを使うっていうのはこの上ないリスクだったんじゃないのかな。だって控えメンバーの戦術の徹底なんか、スタメンだって怪しいのにされてるわけないし。そんなことはもっと前の時点、そうだなあ、コンフェデレーションズカップくらいで言わなきゃ(いや言ってたんだろうけど)。試合に出る機会がなくて鬱憤が溜まるような状況下に置かれて、ストレスの溜まるような試合をやれなんて言われて出されるのも可哀相だし。僕だったら最初から集中切れてますけどね。暑いし。なんにせよこれでスタメンは疲弊し切っていて、かといって今まで試合に出ていないサブメンバーは使うのが怖い。見事なまでに泥沼。ただこの辺りのひっどいデフレスパイラルはですね、今までの(悪い意味でも)積み重ねがあったからこうなっちゃったんで、例えばジーコに雷が落ちて突然冴え渡る采配をしたとしても、それで劇的に何かが変わるとも思えないんだよな。選手起用はともかく、戦術の指導者さえどうにかなれば日本は成り上がる…!とか信じてやまない人は、そりゃいくらなんでも日本代表の選手を買いかぶりすぎじゃないのかなと思う。それは何も個人能力のことを言っているわけではなくて、戦術やらなにやらのチーム全体の浸透にかかる膨大な時間とかの意味ね。代表でまとまって練習できる時間は殊のほか少ない。まあ、そういう意味でその限られた時間を無駄にしてきたジーコは僕にとっては最悪ですけれども。

選手とかジーコとかはまあ置いといて、これで1位突破。決勝トーナメント初戦はヨルダンと当たります。2位だったら韓国だったわけで、まあ韓国の方は日本とやりたかったみたいですけど(楽なんだってさ)、正直こちらとしては韓国みたいな強豪様々とは最後まで当たりたくないですから、良かったんじゃないのかな。もしヨルダンに勝てればバーレーンウズベキスタンの勝者ですし。反対側には韓国・イラン・中国が固まってて大変そうですね。ただ会場がまた重慶で、いいとこ他の会場の日本への反応を見てみたいなあと思っていたんで、またかという感じではありますが。