27時間テレビ

その他の話題

今更というか、放送から2日経って熱も冷めてきたタイミングというか、そんなわけで感想を書きます。

  • マジオネア

ロンブー淳のところは見られず、ホリケンとおかもんたのところだけ見たんですけど、このコーナーの面白さはネタばらしにあらずネタをばらされた芸人のマジリアクションを楽しむものだと思っていて、そういう意味では素のホリケンは普通に面白かったんですけど、岡村はあまりに素でちょっと引いた。ネタ自体が「女子大生と合コン」っていう、ああそう？　で済ませられるようなしょっぱいネタだったにも関わらず岡村のネガティブな部分がひたすら晒されていて、岡村は好きだけどそういう根底のプライベートな性格を知らない人間にとってはイメージを180°変換させてしまうような。逆に岡村はこういう人だっていうのを知っている人は、そのマジなリアクションを見られて大満足だったんじゃないのかな。僕はある程度知ってたけど「ここまでダメか！」と思っちゃったんであんまり。

サッカー見てた。けどB-21スペシャルとかとんねるずのコントが見られなかったのは痛すぎる。正直アジアカップなんか見てる場合じゃなかった。

  • スマステとのコラボ

なんか「テレビ史上初の試み！」とか言っててすごい盛り上がりで、付随してこの企画に高い評価を下してる人が結構いたんですけど、僕自身はそうか？と思った。初めての試み自体は興味深いものではあったんだろうけど、所詮テレビ局側の自己満足じゃないかと。そもそも他局とのコラボが今までなかったことが違和感だなーと思ったくらい。裏事情に詳しい人とかテレビ局に関するネタが好きな人には逆に良かったんじゃないかな。僕はそこまで思い入れないからなあ。展開があまりにグダグダだし。SMAPのネタも、まあ仲居が弄られるのはめちゃイケの定番とはいえ、肝心の岡村あたりが未だ素だったんでねえ。

  • 仲居とさんまのアレ

題名忘れた。こういう時間帯のさんまの生放送によるフリートークは明石家サンタだったりフジ大反省会だったりで既に安定した笑いを供給してたんで安心して見られた。芸人出演人数が少ないときのさんまの弄り・弄られは秀逸。

  • かま騒ぎ

で、上を受けて。さんまと大人数の若手芸人との絡み合いに焦点があるみたい。id:toroneiさんによればお笑い第○世代の好みの問題らしい。僕はそもそもお笑いにあんまり興味がある方じゃないので、特定の誰が好きとかはなくてね、まあつまり単純にネームバリューで面白い・面白くないを判断してしまいがちなのかもしれないけれども、さんまは面白い・ウザいとかでなくもうまさに指導・ダメ出しに終始してたかなという印象で、空気を読もうともしないねえ。さんまを使うならさんまメインでやらせないと今回みたいに「ウザい」なんて言われてしまうんじゃないのかな。今田はさんまがいるときのリアクションの取り方・ネタの振り方はさすがに慣れたものだなと思った。矢部はまあ力量不足。他の若手は「俺が俺が」っぽすぎて、ネタ自体は面白いものでも展開がグダグダすぎ。お笑いが特別好きでもない僕なんかには収録・編集によってもたらされる安定した笑いがいいのかもしれないなあと思った。

ここで初めて淳の「マジオネア」のネタを知る。その人間が千里子がどうとかは特別興味ないんですけど、逆に4股くらいかけてそうな淳がそんな目に、とかいうのは面白かった。

ちょっと寝てた。まあ芸人にしちゃ上手いかなっていうくらいで、あのくらいなら俺の友達もカラオケで歌うよーとは思ったけど、テレビであそこまで歌えるのはやっぱりすごいことなのかな。ほら、テレビ番組よかライブの方がすごいように見えるじゃないですか。あーいうことなのかなと。

一番笑った。何がってあの去年の鶴瓶の失態に対するフジの腹の括りっぷりが。鉄のパンツとかそれに関わる全てのリアクションがツボに入った。

睡眠時間。

  • 笑っていいともSP

タモリが歌ってる…！　とかいうのは、そもそもいいともをあんまり見てないので「あれ？もう歌ってなかったっけ？」とか思うくらい何とも感じなかった。太田の無茶はいつものこと。ただ小倉とか植草教授とかは個人的にツボるネタなので面白かった。

やっぱり編集されてると安定した笑いを供給できるもんだなあ。

細部のカラクリについてはこのサイトの7月26日が素晴らしい。カラクリ自体は何となくわかってたけれどもそれをこうしてまとめるのは簡単なことじゃない。

で。北海道民としては何故UHB代表が竹中さんでなく水野さんだったのかということに多少不満があるけれども、あれは途中の競馬中継を竹中さんには任せられないからじゃないかと思った。だって竹中さんはレポーターとしてはよく見るけどアナウンサーとしてはほとんど見ないもの。

あと友達があの小さいカメラマンに恋をしてしまってウザい。

  • それ以降

サッカー見たり寝たり。フィナーレはちょこっと見たけど加藤が完走しないとかっていうのは「楽しくなければテレビじゃないじゃ〜ん」を体現していていいオチだったんじゃないか。

そもそも100kmマラソンなんて27時間フルに移動するとなれば時速4km弱で歩けば間に合うタイミングなのであって、途中休憩をするにしてもちんたら走ってたって間に合う時間的余裕はあるのに、なんであそこまで感動話に持っていこうとするのかが正直キモいと思っていたくらいなので（ひねくれものですから）、個人的には大満足。

  • 総評

なんというか1時間の「めちゃイケ」を27時間に引き伸ばしてみましたという表現が一番合ってると思うんですけど、元の骨格があるだけに全体的には面白かった。「めちゃイケ」見てる人にはたまらない出来だっただろうね。正直去年とか一昨年とかは1秒たりとも見ていないので比較はできませんが、この路線で行くのは間違ってないと思う。それは単に「お笑い路線で行こう」ってことではなくてですね、つまり何らかの元ネタになるバラエティ番組があって、その27時間拡大SPみたいなスタンスで。ただ、他に何か元ネタになりそうなフジのバラエティ番組ってあるか？　というと、例えば「水10」とか「はねるのトびら」は現時点で芸人の実力不足が露呈したばかりだし、第一コント中心で企画になり得ない。27時間ぶっ続けでコント見たいって人はよほどのお笑い好きだけなんだろうし。そういう意味で「めちゃイケ」はいろいろと弄れる素晴らしい番組なんだなと思った。何だったら2年連続でもいいんじゃないですか。

  • 追記

3〜4時間でキーワード「坂下〜」でやってくる人60人。何も書いてないのに。もう2日経つのに。すごいなあ。みんなワイドショー的な話題好きなんだなあ。まあロンブー絡みだしなあ。ところではてなダイアリー内で芸能人のキーワード追ってなんか新情報とかある？　と思ったけど（ひねくれものですから）、僕が定期的に「今野泰幸」で検索かけてるのも一緒ですね。とりあえず大したこと書いてないのにキーワードで飛んでこられると申し訳ないので修正。