イタリアのアレ

試合観てないんで北欧対決の八百長とか、逆に八百長とか言ってる香具師はカス、みたいな物言いは出来ないんですけれども、まー相変わらずというか何と言うかイタリアはプライド高いですな。イタリアのカルチョってのは結果が全てで、代表戦ともなるといわゆる「W杯は戦争だ」とかね、言うタイプの人間が多いというようなことを後藤健生さんが言ってた覚えがあります。だから勝負に勝てればたとえそれが1−0の拮抗した試合とも呼べないつまんなーい試合でも勝てれば素晴らしいってことになる。そういう考え方からカテナチオが生まれたのだと。なるほど、そりゃ当該得点差で一次リーグ敗退が決まればなんか難癖つけたがるよな。俺ら試合に勝ったのに、とか。その難癖が今回は八百長疑惑だった、と。前々からそういう情報を発信してたイタリア各誌は予め逃げ道を作っておいた、と。

難癖の話に加えてですけれども、2002年W杯のときも韓国に負けて敗因はモレノ主審だ、と言い訳したわけでね、個人的にはね、あの試合はイタリアの被ファウルをほとんど取らなかったし(後ろからの足に行ったタックルとか肘とか、果てはエンズイゲリまで出ましたからね)、ひどい試合だなとは思ったんです。でもだからって負けた選手たちが難癖つけて言い訳してってのはほんと見てらんない。そんなん言うのはせいぜい監督くらいで充分で、あとは周りが適当に騒いでればいいんですよ。もうほんとダサすぎる。