イングランドはどうなのよ？

ベストメンバーで来るときの予想スタメン。

−−−オーウェン−−ルーニー−−−
−−−−−−スコールズ−−−−−−
−ジェラード−−−−−−ベッカム−−
−−−−−−ランパード−−−−−−
−A・コール−−−−−−G・ネビル−−
−−−キャンベル−−テリー−−−−
−−−−−−ジェイムズ−−−−−−

何と言っても中盤は世界トップレベルの面々が揃う。長年言われ続けている左MFのスペシャリスト不在は今回も同様だけど、ベッカムが右、スコールズがバイタルエリアを上手く使える位置というのは決定事項として、おそらくはやや真ん中よりにジェラードあるいはランパードが務めることになるんじゃないかな。後ろには攻撃的なアシュリー・コールがいるわけだし。右サイドのベッカムとガリー・ネビルの連携はかなりの完成度を誇っているし、ジェラード→オーウェンのラインも同様。

逆に不安材料はGK、ファーディナンドの穴、更にはオーウェンの不調、その彼のパートナーとなるもう1人のFW。GKはまあ、前のW杯までシーマンが守ってたくらいだからね…。そうそう若手が出てくるものでもない。ファーディナンドの穴は今季急成長のジョン・テリーが務めることになりそうだけど、穴を埋めるまでのレベルには達していない。代替として期待されたサウスゲイトやウッドゲイトは怪我で出場できないので、キャンベルかテリーのどちらかでも怪我をしてしまったら一気に崩れる恐れがある。FWは、オーウェンは今季不調だったと言われるものの、それでも16ゴール（うちPK4ゴール）決めてるのでさすがに舐められる相手じゃない。ただ相棒がルーニー、ヘスキー、バッセルの中からだからなあ…。粕谷さん的にはウリエに冷遇されたヘスキーとの2トップを見てみたいってことになるんだろうけど。

まあまあ、日本よりは間違いなく何枚も上手ですよね。今更言うことでもないけど。アイスランド戦で久保覚醒か！　とかいう期待もあるだろうけど、キャンベルとテリー相手に高さで勝てるわけがないし、そうそう裏を取れるもんでもないと思う。日本の攻撃のキーマンはやっぱり小野か。ジェラード相手に上手くゲームを支配できるかどうか、楽しみではある。あとは三都主がDFと相対してボールをコネるのではなくてスピード勝負ならば、ガリー・ネビル相手ならあるいは、ってところか。DFは…ほら、セットプレーの対処がどうとか言ってるけど、こと精度ということではベッカムのクロスはそんじょそこらのFKより高い上にオーウェンの爆発的なスピードは健在、更にはスコールズの飛び出しは世界でも多分トップなんじゃないかと思うくらい絶妙に上手いので、簡単にDFの間を取られるようじゃ惨殺されますよ。楢崎に期待するしかないのか…。

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イングランドと相対する日本はどう戦うべきかが詳しくわかりやすく書いてあります。欧州サッカーの知識は僕なんか足元にも及ばない。是非一読を。