日本代表、アイスランドに3-2で勝利

マイク・ライリーが主審やってて「ああ、イングランド遠征なんだなあ」なんてことを実感した。

後半PKを貰ったとかで実況が声を張り上げてた…気はするんだけど、その辺りからほとんど記憶がない。すなわち寝てしまったわけです。眠いほどつまらない試合…ってことはなかったんだけどなあ。とりあえず前半は記憶がはっきりしているつもりなので、その辺の感想を。

布陣は3-5-2…というよりは俊輔が右に終始流れてて、右サイドの加地は一列後ろから上下に激しく動くような形だったんですけど、右サイドの俊輔に左サイドの三都主ってボールこねくり回すのが両サイドじゃあなあ…なんてことを思いながら観てました。それでも三都主はまだボールを奪われないだけマシで、前線で何度もボールを奪われる俊輔は正直イランわ。それ以上に、左サイドからのクロスが流れてきて相手右サイドバックがボールを拾った場面で、加地が俊輔の後ろからダッシュして突っかけて行った時には、ほんと何やってんの、と思った。玉田が左サイドから抜けてGKとの1対1になってシュートが右に流れたときも、その後の俊輔の位置を見るに詰めていれば触れたはずで、なんつーかほんと走らねーなこいつ。ダッシュしてる場面が一度も見受けられなかったんですけど、百歩譲って怪我で状態が充分でなかったとしても、それなら最初から出てくんなって話。

まあ私怨含む俊輔叩きはこの辺にしておいてですね。ほんとは俊輔のコメントにくだらなくもいちいちケチ付けてもいいんだけど、ダルいので。

その他のボールの回り方は全体的に良くて、特に小野のベルベットという表現がぴったりな柔らかいパスからの展開は見事だった。FWの玉田と久保がボールを待つのではなくスペースに走りこむ動きをしていたのが大きい。スピーディーで面白い内容でした。相手DFは高さはあっても横のスピードについていけてないという、世界レベルの舞台に出てこられない大型DFの典型みたいな選手ばかりだったんで、この流れならもう少し点取れても良かったかもしれないけれども、最後のツメが甘かったというよりは純粋に惜しいと言えるシュートが多かったんでね。これでいいんじゃないかと。

守備面では立ち上がり押し込まれて1失点したが、その後アイスランドは一本調子のカウンターを繰り返すのみで怖い場面はなかった。良く守ったという印象はないですね。何より3バックの真ん中を今の宮本には任せられないなと思った。田中誠でいいじゃんねえ。失点の場面であんな簡単に体入れられちゃダメだろ。

まあ全体的にアイスランド相手にはそこそこやれてた試合かな、と。ただイングランドのDF相手にこう上手く行くのかな、と。