今日の試合

ブラジル 3 - 0 ガーナ

決定力の差が出た。ここぞというところでしっかり決めるロナウドであったりアドリアーノであったりっていう選手がガーナにいなかった。別にギャンやアモアーが悪いってわけじゃないんだけど。

ブラジル先制後はガーナペース。反則的なスピードに乗りつつ中を狙ってゴールを脅かした。フアンやルッシオが待つんではなく積極的にフォアチェックしていくために中央が開いて、その間にギャン辺りが入ってくる形が目立った。中盤もガーナがサイドを突破するんでそのフォローにゼ・ロベルトやエメルソンが回る、すると中を使われて前へスルーパスと。ガーナはあまりクロスを多用せず、最終的には中、中へと入っていって勝負してたんで、ブラジルはもう少し中を絞って、サイドはカフーロベカルに頑張ってもらう方が危険性は低かったんじゃないだろうか。ガーナのシュートがヂダの正面を突くことが多かったから助かったけど。まあそれでもカウンターからしっかり点取ってるんだからブラジルは強いよな。後半からはアドリアーノを下げてペルナンブカーノが入ったことで中が厚くなり、ガーナも中を使えなくなった。これで決まっちゃったな。焦れたギャンがPK取ろうとシミュレーション、二枚目のイエロー。後はもうロナウドのワントップをマークするラインに対して、飛び出す二列目に三列目が出すと。ロナウド立ってるだけ。結局チンチンにしちゃったなあ。ガーナのGKが頑張ったから3点で済んだけど、終了前の10分間で3点取られててもおかしくなかった。MOMはゼ・ロベルトか。1点取ったし攻守に頑張ってたもんなあ。

ガーナはいいチームだったけど、後ろからタックル行きすぎ。イエローがフィールドプレーヤーの半数に出てる。そんな急いでボール奪おうとせんでもいいよ。あと今日に限れば中を崩したなら今度はサイドとか、そういうバリエーションが欲しかった。特にペルナンブカーノが入った後ね。エッシェンが居ればもっと散らせたのかもわからんが。

にしてもロナウド。動きにキレが戻ってきた。クロアチア戦見たときはどうなることかと思ったけど、動ける体になってきたかな。まだ太いけど。今日のゴールでW杯通算ゴール最多記録を更新して単独1位に。3大会で15点。フランスの時から全試合出てたっけ? だとしても18試合で15点。ひどいな。