足達監督を解任、後任は高木氏=J2横浜C

昨日の時点で報知に面白い記事が掲載されていた

足達監督は試合後、約40分間ミーティングを行い、選手一人一人に、自分の指揮をどう思うかを聞いた。カズは「調整法などの相談は監督としている。今は戦術の話はしてない。でも、今後は…」。最後は言葉をのみ込んだが、監督補佐としてさらに踏み込んだ役割をしなければ、チームは変わらないと判断したようだ。足達監督は「来週から5連勝だ」と根拠が不明確なハッパをかけてミーティングを終えたという。

まだ第一節が終わったばかりだというのに自分の指揮どうよ? ってなあ。練習試合では高校生にしか勝ててないという散々な結果。開幕前から手ごたえなさげ。カズがフロントにハッパかけたとも取れなくはないが、もしそれが真実だとして、カズの一声があるまで足達監督で行こうと決めたのはフロントのはずで、それがちょっとグラついたから解任っていう流れがあるんだとしたら、これはテンション下がるなあ。フロントの体制の方が余程問題な気が。余所から見てると地味ながらそれなりの補強もしていたんであるいは、とも思ってたんだが。高木も大変だな。いきなりこんな状態のチームの監督か。しかもチームに自分より年上で代表でも一緒にプレーしたことのあるカズがいて。やっぱり「カズさん」とか呼んじゃうんだろうか。

しかし昨年途中からの報知は侮れんな。

昨季から指揮を執った足達監督の電撃解任について、坂本寿夫副社長は「1試合だけを見ての判断ではない。昨季、ことしのキャンプなども総合的に考えて、このままでは1部昇格が難しいと判断した」と説明した。

開幕1試合で監督解任 横浜FC、後任に高木氏

説明になってなくないか? だったら何で去年の時点で切らなかったんですかってのが当然の疑問。もしS級取った高木をゆくゆくは監督にってプランがあったんだとしても、こんな辛い状況でキャンプもなくぶっつけ本番ってのは配慮に欠けすぎ。そもそもS級取ったばかりの人に1チームの監督を任せるって発想が理解し難い。何らかの過程や結果を見ないとそういうのは判断できんだろう。V・ファーレン長崎の技術アドバイザーがそれにあたるってんなら、何とも言えんが。

まあ元スター選手のぶっつけ新人監督の例は割とあって、ウチの場合では柱谷弟なんかがそれにあたるわけだが、結果はご存知の通り。上手く行った例もあるんだけどさ。デシャンとかね。彼も1年目は苦しんだけど、そこで首が繋がるかどうかってのは大きいか。