コンサドーレ札幌の練習試合その2

コンサドーレ札幌 1 - 1 横浜F・マリノス (0-0/1-1/0-0)

30×3。得点はフッキのPK。左のクロスから大塚が倒されたとのこと。彼はここ以外でも攻守に奮闘していて、改めていい補強だったなあと感心しきり。以前は守備だけとかパス出しだけとかでどうにも核になり切れないボランチばかりだったので。ボランチペナルティエリアに入ったっていうだけでびっくりするくらいでね。失点は大島。また大島か、というくらいお馴染み。

フルメンバーでズタボロにされるくらいでもいいなあ、なんて思っていたのだけど、代表合宿やら怪我人続出やらでマリノスも何だか大変そう。もうちょっと早くマルケスの加入が決まってればこの試合にも参加してたのかなあ。札幌は中盤から前の攻撃の組み立てなりフィニッシュなりはある程度の目処が立ちつつあるようなので、後はDFの守備なんだけども。次の甲府戦含めて零封がないんだよな。メンバーが固まってない状況もあるが、長丁場のJ2を戦い抜く上で控え含めた戦力の底上げがシーズンオフの狙いでもあったので、誰が出ても一定以上の結果を出せるというのが監督の理想だろう。まあそうなりゃベストとはいえ、基本となる選手はいるはずで、その辺りの構築ももうちょっとかかるかな。

コンサドーレ札幌 2−3 ヴァンフォーレ甲府 (2-0/0-1/0-1/0-1)

40×4という厳しい設定。5日間で4試合の過密日程、そして最後が一番キツいってのも、なんつーか性格悪いな。

得点が取れる面子というのが固まりつつあるという印象。フッキ、関、大塚、砂川or西谷辺りが絡むと攻撃もいい感じらしい。特に中盤でインターセプトしてからの攻撃の構築が上手くいっている模様。ふむ。関は去年水戸でそれなりに見てたけど、水戸の特徴ってのが典型的カウンターなもんでどうかなと思ってたが。

1本目で2点取ってから少しずつお返しされてラスト5分で逆転される守備陣。というより、前2本に比べると中盤から前に若い面子が多く、振り分けが始まったのかしらという感じも。後2本は攻撃もあまり上手く行かなかったようだし。また甲府も後半でバレーやら藤田やら出してきたから…。疲労もあるだろうし、トータルで負けたとはいえそんなに悲観することもなかろう。去年札幌を戦力外になった堀井が2本目で得点。前の試合でも2得点らしく、調子は良さげ。まあJ1で頑張ってくれる分には全然構いません。頑張れ。