CL:ミラン - シャルケ04

ミランシャルケが勝ち点8で並び、3位のPSVも勝ち点7と大混戦のグループE。PSVフェネルバフチェに勝った場合はいずれの結果にせよ上位2チームのどちらかが脱落するという緊迫した状況。引き分けであれば2-2以下ならミラン、3-3以上ならシャルケという条件の下でこの得点経過なもんだから本当に面白かった。

ミラン、シャルケを下し16強入り=CL

詳しい試合展開が書いてあったので簡単に。立ち上がりはミランがペースを握りそうだったのだけど、マルディーニのミスからシャルケが持ち直して一進一退。チャンス自体は多くなかったがこれは中盤でのせめぎ合いが激しいため。ガットゥーゾとコビアジュビリが小競り合いしたりして。その後マルディーニが再び致命的なミスを犯したもののシュートは枠外。ここでマルディーニが怪我。だけど逆に幸運だったと思う。あのまま出してたら彼からのミスで1点は間違いなかった。

ピルロのFKはかなり距離があったのだけど無回転で落ちてた。ブラジル風ってのはジュニーニョ・ペルナンブカーノのことかな。蹴り方を真似してたらしいし。2分後のポウルセンは完全にマークミス。シェフチェンコが一瞬ボールだけを見ちゃったか。

後半立ち上がりはシャルケミランが中盤で捕まえられずにどうも不安定なDFまで押し込まれる。嫌なムードの中シェフチェンコがセンターライン手前辺りから駆け上がってカカにラストパス。カカが右45度からゴールを奪ってリード。3点目はシャルケのミスから。インザーギのクロスからシェフチェンコが空振り、ボールは軸足に当たって後ろのカカへ。右に流れてからドッピエッタ。その後シャルケが1点返す。FKを中央に転がしてから放ったシュートは壁。こぼれ球がリンコウンの元へ。シュートを放つとDFに当たってコースが変わり、ジーダはノーチャンス。

その後シャルケはクラニイとクルスタイッチに替えてサンとラーセンを出すも、さしたるチャンスは作れず。後半頭から出たアザモアにしても見せ場は立ち上がりのみで、結果的にはどうだったのかなというところ。まあエルンストを下げたのは前半にイエローを貰い、それ以降も危ないプレーが続いてたからだろうけど。ミランマルディーニの負傷で1枚、終盤にはピッポに替えてカラーゼのチキン采配か…と思われたものの直前にシミッチが負傷でそのまま入れ替わる。その後ピッポジラルディーノと結果としては無難な采配に。

PSVが勝ったので決勝トーナメントにはミランPSVシャルケUEFA杯へ回ると。