W杯プレーオフ第2戦

オーストラリアがW杯本戦進出【AGG 1-1 PK 4-2】

前回大会ではオーストラリアはホームで勝ち、乗り込んだ大観衆のアウェーで洗礼を受けたわけだけど、オーストラリアのホームも物凄い雰囲気。観客は8万2千人強。国内のサッカー人気はそれほどでもないにしろ、ラグビーやオージーボールやらで応援慣れはしてる。この雰囲気に圧倒されたのはむしろオーストラリアの方で、前半立ち上がりの時間帯はボールが足につかずまともにパスを繋ぐことすらままならなかった。それでも次第に歓声を力に変えて延長では怒涛の攻撃。精度が悪いとかで奪った得点は1点のみだったけれども。その1点だって空振りから生まれたブレシアーノへのパスですから。

ウルグアイは何でレコバを替えちゃったのかなーという。誰かしら替えなきゃならん流れではあったのだけど、レコバプレースキックはそれだけで武器なんだからさ。まあチェバントン入れないとかでこの監督の起用法が謎なのは今に始まったことじゃないのだけどもね。

歓喜の瞬間ってのはいいですね。8万人が一斉に大喜びすりゃスタジアムだって揺れるわな。あとアロイージ足速すぎだから。追っかけてったチームメイトが誰も追いつけないという。32年ぶりか。

トルコ 4 - 2 スイス 【AGG 4-4 アウェーゴールの多いスイスが本戦出場】

派手な試合と相成りました。1分のエリア内におけるアルパイのハンドに始まり、実況解説が前半のうちに2点は返しておきたいなんつったら本当に決めちゃったり、後半開始直後に今度はトルコがPKゲット。これでトルコはあと1点取ればいいのだが、しかしシュトレーラーなんぞに抜け出される大失態。アルパイ絡み…。その後トゥンジャイが1点返して迫るももはやこれまで。試合後は本戦進出が決まったスイスのみならずトルコの選手も即エスケープ。

点入って盛り上がったし気迫も伝わってきた熱い試合だったものの、それぞれの得点シーンを振り返ると「こいつぁ止めらんねえゼ…!」みたいなのではなく、マーク外してただとかミスパスから逆襲だとかでちょっといただけない。まあトルコとしちゃいきなりの失点で4点取らなきゃならん状況だったからバランスが崩れるのも多少は仕方ないのだろうけど、スイスはこれじゃいかん。出場停止だったマニャンが入ったら多少マシに…なるのか…?

そんなわけで前回大会3位のトルコが今大会はいません。残念。