水戸ホーリーホック 1 - 0 コンサドーレ札幌

台風が過ぎた後の平日の笠松で観客は2000人ちょっとと相当寂しいスタンドになったようだけど、呼応するかのように寂しい試合内容。盛り上がったのは得点が入ったときくらいで、しかもそれがオウンゴール。札幌としては後半こそ何度かシュートを放ったものの、ただそれだけ。ビッグチャンスどころか可能性を感じるシーンさえごくわずか。これじゃ勝てないよ。まあ水戸も似たようなもんだったけど。

デルリスは初の古巣対決となったけれどもこの日も得点なし。後半戦より加入して未だ仕事できずにいる。デルリス頼みのチームで勝つならこっちから願い下げだけど、それにしたって周囲がデルリスを使えなさ過ぎる。動き出しが速く裏を取る動きをしてもパス出しが遅いために全てオフサイドになり、押し上げもないから本来あまり得意としないボールキープからのチャンスメークなんかをやらされている。デルリス頼みのチーム作りが昇格への近道だったとしてもそれをやらない方針で柳下監督はトレーニングを組んでるのだろうし、獲得するにあたってFW連中で競争意識が生まれればなんて話もしていたけど、使われている以上はデルリスに合わせる必要がないということではないだろう。デルリスだって周りの動きに合わせる必要があるのと同時に、周囲の選手も彼を活かすような動きをしなければならない。監督の指導に問題があるのか、選手の技術面が絶対的に足りてないのかはよくわからんけど、早いところチームに馴染んでくれないかな。何度も言うけどチームに馴染むってのはデルリスが戦術に合わせるだけじゃダメなので、デルリスも周囲の選手も相互に頑張ってほしい。