甲子園の北海道勢
北代表の旭川工は昨年準優勝の済美に0-6の完封負け。確かに初回の中山乱調がなければ接戦だったし、チャンスであと一本が出てれば試合はわからなかったのかもしれないけど、そういった辺りのことをコンスタントに出来るチームは強い。で、済美は初回に中山の制球が定まらないうちに畳み掛け、守備では何度かピンチを迎えてもしっかり抑えてるわけだあね。
駒大苫小牧もそういう強い野球をしてほとんど危なげなく勝った。5-0。3番岡山がちょっとブレーキだったのと*1、松橋のうわずった球に相手が手を出して助かったってのもあったが。ノーアウトからの走者は全て得点に。先制点に中押し、そしてダメ押しと点を取りたいタイミングでしっかり取ってるし。バントは全て成功、失策もなし。昨夏見せたような猛打はまだ見られないし*2、派手な印象はなく地味だけど確実で安定感のある強さ。北海道からこういうチームが出てくるようになるとはね…。二回戦の相手は昨年ベスト4の東海大甲府を破っている日本航空。強打に加え、東海大甲府と同じく粘り強くて嫌な感じ。松橋が完投したんで次は田中あたりが先発すると思うけど、松橋が今日の出来で出てくるならちょっと怖い相手。相手次第では自滅パターンだったし、直球だけでは辛いよな。田中が出てくるならちょっと安心。
センターに抜けようかという当たりを俊敏なフィールディングで止めてしまう林の守備は濡れる。辻と組む二遊間は鉄壁ですよ。金取れる。辻の方は渋いバッティングで3安打3打点1犠打1盗塁と。打ってよし送ってよしの理想的な2番打者じゃないか。
聖心ウルスラは4年前まで女子高だっただけあって女子ばっかりでしたな。スタンドの可愛い女の子目当てで見てる方には申し訳ないことをしたが、アレですよ、量より質ですよ。だってウルスラのチアに夏の終わりのRIKACOいたもの。
