松田、玉田は合流見合わせ サッカー日本代表=差替

宮本は辞退決定。玉田や松田は(三都主とは違って)出れなさそうだったら出ないような気がする。出ないとなると3バックや4バックのCBをやれる選手が代替招集がなければ中澤、田中誠、茶野の3人だけなので、4バックが濃厚なのだろうか。

固定メンバーのツケとかいう人がいるけれども、個人的にはDFのメンツをころころ変えるのは不安で仕方がないし、本来は5人いるうちの2人が怪我や体調不良が原因で出られないかもしれないという状況は、どのチームであろうと普通に頭が痛い話だと思う。それに、実際には現在成長著しい茂庭とか永田(招集が決まったようですね)とか、もっと遡れば秋田や坪井(怪我)を呼んでた時期もあったけど、当時彼らを呼び続けてたことにも「もっといい選手いるだろ!」みたいな批判がやっぱりあったわけで、その入れ替わりのプロセスなんかは無視しちゃいけない。まあ、テストの機会はいくつかあったわけだし、そのときにDFだけでも1〜2人新しいのを呼んで試しておけばよかったのに、という話はわからないでもないけど、少なくとも僕は田中誠、宮本、中澤のスタメンには概ね問題ないように見えたし、彼らが使えるなら彼らを使えばいいし、普段違うチームでプレーするDF陣の連携強化のためにはある程度固定して使い続けることは熟成に向けて必要なことだと思ってた。ので、今回はまさに不測の事態だなあという印象を受けた。それよりも過密日程の方に不満があったりするんだけどね(そして過密日程による選手への負担の責任をジーコに押し付けるのはお門違いも甚だしいと思う)。

その他のポジションについても「多くの選手にチャンスを与えろ!」とかいうのもちょっと微妙な気がしてて、2月には最終予選が始まるっていうこの時期に大幅なメンバーの入れ替えやテストは愚策だろう(山本監督の例を考えてみよう)と思うし、メンバーを替えるとすればせいぜい2〜3人が限度だろうなんて感じてて、だったら、今回は特にドイツ相手ということもあるんで、そういう強い相手(ドイツが強いとか弱いとかは目線次第で何とでも言えるのでしょうが)に現在戦うとどこが問題なのかっていう部分を見極める機会でいいんじゃないかと思う。それで問題点がいくつか露呈したならば、その改善のための手法の1つとしてメンバーの入れ替えっていうのはアリだと思うけれども、メンバー入れ替えが必ずしも近道じゃない。問題点がごっちゃり出てくるとしてもメンバー総とっかえよりは現在のメンバーでやれることをやっていく方が可能性はあると思うしね(その問題点が選手個々にあるならばその限りではないですが)。過去を振り返れば「あそこで誰々を試しておけば…」とかってのは当然あるけれども、じゃあ今それをすべきか、というのは必ずしもイコールじゃないわけです。で、僕は現在は下手にメンバーを入れ替えるよりも、と思っているという話。

無駄に書きましたが、「加地・三都主よりこっちの選手の方がいいだろう」とか「今の代表に必要なのはメンバー入れ替えよりも戦術的改善だ!」みたいな具体的に踏み込んだ話はしてないので、そこんとこよろしくお願いします。…誰が?