国際親善試合:ドイツ - マルタ

いくら低調なドイツとはいえ実力差は歴然としているので、この試合の注目点はFWを絡めた攻撃の仕方と、あと個人的にレーマンのポカ見たいなあという程度のことなんですけれども、この試合を見る限りはFWはちょっとヤバい。前半終了時点で4-0なんですが、バラックの2点とノボトニー、フリンクス。上で触れたバラックがかなりいいんですけど、バラック含むMFとFWのボビッチとクラニイとのコンビネーションという点では非常に物足りない。ていうか、「これは決めなきゃダメだろう」みたいなのをFWが平気で外してくれる。特にクラニイは「いたの?」って感じ。その分DFのノボトニーが果敢に上がってよく絡むんですけど、あれはこれだけ実力差があるから成し得るのであって、スピードに劣るノボトニーがあそこまで上がってボール取られた後、なんてことを考えたらそうそうできることじゃないよなあ。守備はもう守備機会自体が少ないんでアレなんですけど、それにしても不要なファウルで止める場面が多いなあという印象。ちょっとスピードがねえ。

個人的にはハマン、バラック、シュナイダー、ラーンあたりの好きな選手が多いんで、EURO2004では頑張ってもらいたいんだけど、チェコとオランダ相手にこの陣容で行けるのかなあ…。