ジーコのお話

ジーコやらフロントの批判に終始する最近の解任派に違和感があるっていうのはおととい言った通りなんですけどね、スポマガのメールの中のコラムで「代表監督にふさわしいかどうかは別として、取材していて、こんなに魅力的な監督はいない」と締められていて、みんなそんな風に楽しめればいいのになあと思った。いわゆる「ヲチ」の精神だな。

ハンガリー戦で槍玉にあげられている、玉田が交換で受け取ったユニフォームを審判に投げつけたという行為については、ジーコはこう語ったそうです。

「いいえ、投げていない。プレゼントしたんだ。英語でちゃんと言いました。プレゼントフォーユー、ハンガリアンシャツと。代表のユニフォームを投げるなんて、とんでもない。ただ相当頭に来たのは確かです」

面白すぎる。と僕は思うんですけど、例えばこれがボローニャマッツォーネ監督あたりがやれば、みんな「らしいなあ」と思うんだろうな、と思った。それから、それが僕が感じている違和感の根源だろうなということも。