日本代表、エジプトに１−０で勝利、グループ首位で決勝T進出

うわあ勝っちゃったよ。素直に嬉しいです。

カウンターからエジプトの速いFWにラインをたびたび破られてピンチに陥る中、試合全体を通してGK川島が光ってたなあ。ほんと頼りになる。飛び出しもいいしセービング技術も大したもの…ってこれはイングランド戦でも言いましたが。不動の守護神だわー。

攻撃に関してはなんつーか交代の重要性を再認識。結果として谷澤からのパスに平山がゴールっていうのもあるんだけど、この二人を入れたことでエジプトペースから日本のリズムを取り戻してたよね。もちろん小林とか阿部もそれはそれで頑張ってたとは思うんだけれども、なんとも攻め手を欠いている状況を打破するために流れを変える選手が投入できるっていうのは大きい。わかってんのかジーコ監督。アンタだよアンタ。アンタに言ってんの。

で、得点シーンなんですけど、個人的に代表関連では久々にうまーい！と思わせてくれたゴールでした。身震いしたね。谷澤は利き足の右からアウトにかけて巻いてくるようなスルーパス。あれが外に逃げていくボールだったら平山のボールコントロールは有り得なかったと思う。今やユースでもあーいう技術を持った選手っているもんなんだなあ。平山はそのスルーパスに対する反応の速さも、スルーパスに対するワンタッチの技術も見事。なんか日本のFWってあそこで大事にしようとトラップして結局潰されるってパターンが多い気がするんだけどあのコントロールは絶妙だったなあ。二人とも手放しで褒めたい。

他では得点後のカウンターに対する栗原のタックルとか、個人的に今野の２回倒れながらも中に切り込む力強さとか、いいプレーが随所に現れてましたよね。終了間際あまりに押し込まれて３年前くらいのコンサドーレを連想しながら冷や汗かいてましたが、守りきれてよかった。

ただ、谷澤・平山を入れるまでは相当危うかった。ボールを簡単に奪われたり失ったりしすぎだし、その結果押し込まれるから長いボールでクリアしたいって気持ちはわかるんだけど、そのクリアのあとすぐに全体を押し上げなきゃ意味ないわけで。結局エジプトにボールを拾われて高い位置まで繋がれるっていうループで、低い位置で厳しい守備を強いられてた。課題は攻撃と守備の切り替えかなあ。

まあ何はともあれ決勝進出をグループ首位という文句のない結果で決めたわけです。よかったよかった。次は韓国だそうですね。角田が出場停止ですが、正直なところ、角田の不在が守備にどんだけ影響するのか不明。まあ頑張れい。